12月3日（金）大分県中津市で開催された、『福澤諭吉記念第60回全国高等学校弁論大会』に、本校４年の池㞍知華子さんが出場しました。

　福澤諭吉の遺徳を偲ぶ本大会。『弁論の甲子園』とも呼ばれる本大会では、北は北海道、南は沖縄県まで、全国の応募の中から書類審査を通過した24名の弁士が出場しました。

　池㞍さんは「あったかもしれないもう１つの時代に・・・」と題し、昨年、修学旅行で訪れた鹿児島県の知覧特攻平和会館で感じた思いをテーマに発表を行いました。中でも、恋人に『会いたい、話したい、無性に・・・。』と書き残して亡くなった陸軍特別攻撃隊、第二十振武隊の穴澤利夫さんの手紙を見て、「戦争の時代でなかったらずっと一緒にいられたはず。ちっぽけな力かもしれないが、時代を創る力になりたい。」と訴えました。

期末考査の試験勉強と同時並行で、練習を重ねてきた池㞍さん。毎日遅くまで練習に励んだ結果、優秀賞の『大分県教育長賞』を受賞し、全国３位の入賞を果たしました。

また、同月２１日に大川市役所を表敬訪問し、本大会の結果を報告致しました。

　弁論の様子が下記のURL（中津市YouTubeチャンネル）から視聴できます。

→福澤諭吉記念第60回全国高等学校弁論大会　池㞍知華子 – YouTube

※令和４年２月１０日（木）～３月３１日（木）まで公開